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摘要
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風は読むより自分で起こせ。日本歴史の流れのリズムが感じられる。軍事的な外圧による三つの歴史的な転換点：（1）日本の戦国時代とヨーロッパの大航海時代の重なり。（2）幕末の1853年の黒船来航と明治維新。（3）現在「わが国は、戦後、最も厳しく複雑な安全保障環境に直面している」と安全保障政策の大転換。
鎌倉幕府、室町幕府、江戸幕府といった三つの幕府が存在していた。鎌倉幕府は初めての武家政権と言われ、明治維新まで続く武家政権の礎になった。初代将軍は源頼朝であった。9代将軍は1185年-1333年、約148年を保ったが、源氏直系将軍は3代のみであった。
室町幕府の足利15代将軍は1338年-1573年、約235年にわたり君臨した。「有姿」とは室町幕府を滅ぼした織田信長の言葉であった。織田政権、豊臣政権を経て、徳川家康は天下人となり、日本最後の武家政権の江戸幕府を創設した。徳川15代将軍は1603年-1867年、約264年の江戸時代を築いた。
第15代将軍徳川慶喜（最後の将軍）は1867年、大政奉還を行って、1868年は明治元年になった。明治22年（1889年）2月11日に公布された『明治憲法』の下においては、「天皇が統治権を総攬」するものとした。政権を代表する家紋も徳川家の「三つ葉葵紋」から「五七桐」に変わった。 |
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