日台「ハーフ」留学生のアイデンティティの(不)変容ーポジショニング理論によるナラティブ分析ー | |
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學年 | 113 |
學期 | 1 |
出版(發表)日期 | 2024-12-01 |
作品名稱 | 日台「ハーフ」留学生のアイデンティティの(不)変容ーポジショニング理論によるナラティブ分析ー |
作品名稱(其他語言) | |
著者 | 中村香苗 |
單位 | |
出版者 | |
著錄名稱、卷期、頁數 | 台灣日本語文學報56, 203-232 |
摘要 | 本研究は、相互行為的ナラティブ分析の枠組みで、日本育ちの日台「ハーフ」の青年で大学進学を機に台湾に留学した「日台留学生」の成長経験とアイデンティティの(不)変容を探究するものである。特に、日本語学科在籍の日台留学生の中から、幼少期からアイデンティティが一貫していた1人と、留学後の揺らぎが顕著であった1人に焦点を当てる。調査は半構造化インタビュー形式で行われ、ポジショニング理論を用いて、語りの中の登場人物や語りの場にいる調査者と相対して自己をどのように位置づけて語るのかを分析し、彼.彼女らの多層的で動的なアイデンティティを検証した。その結果、2人の成長経験や台湾での留学生活の捉え方には相違が見られ、それがアイデンティティの形成や変容に強く影響していることが明らかになった。具体的には、台湾進学前から自分を「日本人」として意識していたかどうか、また台湾人の母親との相似を感じていたかどうかが、台湾留学後のアイデンティティの変容に深く関与していた。本研究は、日台留学生が台湾の日本語学科での経験をどのような意味世界と捉えているのかのー例を提供しており、彼.彼女らにとっての留学の意義は学業面だけでは計れないことが示唆された。 在互動敘事分析的框架下,本研究探討在日本長大後到台灣就讀大學的日本和台灣混血學生(「日台學生」)的成長經歷與認同(非)轉變。本研究以兩名就讀於日文系的日台學生為研究對象:其中一人的身分認同從小保持一致,而另一人的身分認同在台灣就讀後有所起伏。本研究以半結構式訪談的方式進行,並使用定位理論來分析他們如何自我定位敘事中的人物與研究者,並檢視當中多層次、動態的身分認同。研究結果顯示,兩人對於在成長與求學經驗的認知方式存在的核心差異,這明顯影響了他們的身份形成與轉化。具體而言,他們在赴台之前是否意識自己是「日本人」,以及他們是否覺得自己與台灣的母親有相似之處,是他們身份認同轉變的關鍵因素。本研究提供了一個例子,顯示日台學生如何將他們在台灣日文系的經驗視為一個語意世界,這說明對他們來說,留學的意義不能只用學術來衡量。 |
關鍵字 | ナラティブ分析 ; ポジショニング理論 ; 日台「ハーフ」 ; 台湾留学 ; アイデンティティ 敘事分析 ; 定位理論 ; 日台混血學生 ; 台灣留學 ; 身分認同 |
語言 | jp |
ISSN | 1727-2262 |
期刊性質 | 國內 |
收錄於 | THCI Core Airiti Library Taiwan |
產學合作 | |
通訊作者 | |
審稿制度 | 是 |
國別 | TWN |
公開徵稿 | |
出版型式 | ,電子版 |
相關連結 |
機構典藏連結 ( http://tkuir.lib.tku.edu.tw:8080/dspace/handle/987654321/126621 ) |
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