日本語学習人口が日本への留学に与える効果 | |
---|---|
學年 | 111 |
學期 | 2 |
發表日期 | 2023-05-05 |
作品名稱 | 日本語学習人口が日本への留学に与える効果 |
作品名稱(其他語言) | |
著者 | 小山直則 |
作品所屬單位 | |
出版者 | |
會議名稱 | 真理大學財經學術研討會 |
會議地點 | 新北市,臺灣 |
摘要 | 本研究の論題は、「日本語学習人口が日本への留学に与える効果」である。人の国際移動は、国際貿易と同様に、重力モデルで説明されることが多い。本稿では、人の国際移動のうち、留学に焦点をあてる。重力モデルでは、留学の決定要因を自国と相手国のGDPおよび両国の距離によって説明しようとする。留学の重力モデルでは、これらの要因に加えて、共通言語ダミーを用いることが多い。しかし、日本には、共通言語の国がないため、共通言語ダミーによって、留学に関連するコミュニケーション費用を制御することができない。 コミュニケーション費用を、日本への留学を分析する一つの要因として導入したい。そこで、本稿では、海外における日本語学習人口と日本語教師数をコミュニケーション費用の代理変数として分析に用いることにする。本稿の主要な研究目的は次の二点である。第一に、海外における日本語学習人口の拡大が日本への留学生数に与える影響を分析することである。第二に、海外の日本語教師数の拡大が日本への留学生数をどのくらい拡大させるのかを推計することである。これらの分析にはパネル・データと留学の重力モデルの枠組みを用いている。日本への留学生数の要因分析では、相手国の日本語学習人口、または、日本語教師数に加えて、経済規模、距離、旧植民地ダミー、査証政策、オープンスカイ協定も考慮している。本稿の分析は、2006年、2009年、2012年、2015年、2018年の5年間と77カ国のパネル・データを用いて分析している。本稿の主要な結果は、他の要因を制御した上で、相手国の日本語学習人口および日本語教師数は、日本への留学を促進する重要な要因であるということである。 |
關鍵字 | 留学;日本語学習人口;重力モデル;パネル分析 |
語言 | jp |
收錄於 | |
會議性質 | 國內 |
校內研討會地點 | 無 |
研討會時間 | 20230505~20230505 |
通訊作者 | |
國別 | TWN |
公開徵稿 | |
出版型式 | |
出處 | |
相關連結 |
機構典藏連結 ( http://tkuir.lib.tku.edu.tw:8080/dspace/handle/987654321/124083 ) |
SDGS | 優質教育 |