鷗外文学に見た明治女性の理想像ー『半日』における「疎外者」を中心にー
學年 103
學期 1
發表日期 2014-11-15
作品名稱 鷗外文学に見た明治女性の理想像ー『半日』における「疎外者」を中心にー
作品名稱(其他語言) The Image of the Ideal Women in Meiji Era: The “Outsider” Seen in Mori Ogai’s The Half Day
著者 廖育卿
作品所屬單位 淡江大學日本語文學系
出版者
會議名稱 第十回国際日本語教育.日本研究シンポジウム
會議地點 香港, 中國
摘要 嫁姑問題にてこずる高山峻蔵博士の家庭内の事情について描かれた『半日』においては、外から嫁いできた「奥さん」と、その「奥さん」を中心に新しくできた「家庭」における姑は、対照的立場として描かれている。明治維新による影響により、「良妻賢母」を尊う伝統的家庭観は、「新しい女」の出現によって徐々に変容していった。そして、大家族から核家庭という新しい家庭の形に変貌したことにも深く関与している。閉鎖的空間とされる家庭の中では、嫁も姑も「疎外者」になりかねない。本研究は嫁と姑との関係に着目し、家庭内の「疎外者」の意味の変容についての考察を踏まえながら、当時明治社会が求める理想的な女性像を描き出すことを試みる。
關鍵字 明治女性の理想像;疎外者;心境変化;近代化;夫婦関係
語言 jp
收錄於
會議性質 國際
校內研討會地點
研討會時間 20141115~20141116
通訊作者
國別 HKG
公開徵稿 Y
出版型式 電子版
出處 第十回国際日本語教育.日本研究シンポジウム論文予稿集
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