會議論文

學年 103
學期 2
發表日期 2015-06-13
作品名稱 「接続詞に関する一考察─「そこで」「それで」「だから」「すると」を中心に─」
作品名稱(其他語言)
著者 江雯薰
作品所屬單位
出版者
會議名稱 第 37 回日本比較文化学会全国大会(2015 年度国際学術大会)
會議地點 創價大學, 日本
摘要 現代日本語における接続詞について、従来の研究の多くは前後文脈における 論理関係からみるものであるが、時間という観点からみるものは管見の限りな いようである。時間という観点からみると、「この時、その頃、…」のように 同時性を表すものと、「そこで、それで、だから、すると、…」のように継起 性を表すものがある。本発表は継起性を表す「そこで」「それで」「だから」「す ると」(以下で四語と称する)を対象にして考察する。四語については、『日本 国語大辞典(第二版)』(2002)では次のように説明されている。 「そこで」:〔接続〕①前の事柄が原因、理由になってその後に起こる事柄 を述べることを示す。②話題を転じる意を示す。 「それで」:〔接続〕①前の事柄を理由として、後の事柄を述べるのに用い る。②前の事柄を受けて、後の事柄を説き起こしたり相手の話 をうながしたりするのに用いる。 「だから」:〔接続〕先行の事柄の当然の結果として、後続の事柄が起こ ることを示す。 「すると」:〔接続〕①前の事柄が成立したあとで、後の事柄が成立するこ とを示す。②前の事柄が成立したあとで、それが原因・理由・ 動機となって後の事柄が成立することを示す。③前の事柄を根 拠として仮定し、そこから、後の事柄が結論として導き出され ることを示す。 このようにみると、四語は継起性だけでなく、原因、理由を表す接続詞とし ても用いられていることが言える。この四語の置き換えを手掛かりにして考察 してみると、次の(1)の「それで」は「だから」には置き換えることができる が、「すると」「そこで」には置き換えられない。 (1) 「話、あるんでしょう?それで{*そこで/○だから/*すると}私の こと呼び出したんでしょう?」(女ざかり) (1)をみると、四語には相違点があると思われる。本発表では、構文的に四語 の共通点と相違点を明らかにすることを目的とする。
關鍵字
語言 jp
收錄於
會議性質 國際
校內研討會地點
研討會時間 20150613~20150613
通訊作者
國別 JPN
公開徵稿 Y
出版型式 紙本
出處 2015比較文化学会発表要旨
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機構典藏連結 ( http://tkuir.lib.tku.edu.tw:8080/dspace/handle/987654321/103493 )

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