グローバル時代のエコフェミニズムの視点から読む津島佑子の『ヤマネコ・ドーム』―許しの文学の誕生
學年 107
學期 2
出版(發表)日期 2019-06-01
作品名稱 グローバル時代のエコフェミニズムの視点から読む津島佑子の『ヤマネコ・ドーム』―許しの文学の誕生
作品名稱(其他語言) 從全球時代視域下的生態女性主義視點來閱讀津島佑子《山貓巨蛋》:饒恕文學作品的誕生|Yuko Tsushima's "Yamaneko Dome" by reading from the Viewpoint of Ecofeminism in the Global Age: The Birth of Forgiveness Literature
著者 曾秋桂
單位
出版者
著錄名稱、卷期、頁數 台灣日語教育學報 32, p.275-293
摘要 東日本大震災後、津島佑子(1947-2016)は、文学の持つ必要性を身に沁みるほど感じ、作品「ヒグマの静かな海」、『ヤマネコ.ドーム』などを積極的に世に出している。特に16カ国以上にも及んで、9種類の人種、20名以上もの登場人物を登場させた、グローバル的視野を持つスケールの大きい、64年間の時代小説と見てもよい『ヤマネコ.ドーム』こそ、グローバル化時代において、エコフェミニズムの視点から読むに値する好材料である。津島佑子『ヤマネコ.ドーム』をエコフェミニズムの視点から読むと、日本社会に潜む偏見、差別だけではなく、世界に存在する人種差別、一国の利益の争奪を問い直すことができ、エコフェミニズムの視点が確かに有効だということが証明された。また、ポスト311の小説はよく「共生」という主題に收斂されがちだが、『ヤマネコ.ドーム』は他のポスト311小説とは違って「共生」にたどり着く前にある「許し」をテーマにし、特別な意味のある作品として評価できる。さらに、各階層の差別、偏見を生み出す悪を人間の本質として認識すれば、真なる共存の道が切り開かれ、これこそエコフェミニズムとしての許しの文学である『ヤマネコ.ドーム』が誕生した由来だと言えよう。
關鍵字 エコフェミニズム;グローバル化時代;津島佑子;『ヤマネコ.ドーム』;許しの文学;生態女性主義;全球時代視域;津島佑子;《山貓巨蛋》;饒恕文學作品;eco feminism;global perspective age;Yuko Tsushima;"Yamaneko Dome";literature
語言 jp
ISSN
期刊性質 國內
收錄於
產學合作
通訊作者
審稿制度
國別 TWN
公開徵稿
出版型式 ,電子版,紙本
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機構典藏連結 ( http://tkuir.lib.tku.edu.tw:8080/dspace/handle/987654321/117118 )