期刊論文

學年 101
學期 1
出版(發表)日期 2012-12-01
作品名稱 昭和前期『台湾日日新報』紙面のマルチジャンル論的視点による考察─広告と記事のデザインを中心に─
作品名稱(其他語言) A Multi-genre Consideration to Newspaper Space of “Taiwan Nichinichi Shinpo” on the First Half of Showa: Focusing on the Design of Advertisements and Articles
著者 落合由治
單位 淡江大學日本語文學系
出版者
著錄名稱、卷期、頁數 淡江日本論叢 26,頁175-199
摘要 本論文は台湾の日本統治時代の日本語新聞『台湾日日新報』に掲載された新聞広告を対象として取り上げた。今回はサンプルとして昭和前期(1927、1932年)の2年分の4月10日の広告を選んだ。同時に特に明治期の広告からの年次変化に注目して、資料の整理と比較考察をおこなった。その考察の結果は以下のとおりである。(1)広告の種類は経済活動の発展を反映して販売・製品の広告が最も多く、サービス、交通、人事に関する広告も常に見られる。さまざまな消費物資の広告も増加している。(2)広告の方法の点からは、「文字や図案のデザイン、広告コピーの明示」が広告に普通に見られるようになり、特に、大きな具象図案とともに間接的なコピーでイメージに訴える広告が見られるようになり、視覚情報と言語表現のマルチジャンル化が明確になった。(3)新聞紙面のデザインも同時に変化し、より視覚的デザインを重視し、また自分の判断評価を強調する見出しに変化しており、広告の変化と並行している。(4)大正期から昭和前期に、日本のメディアではマルチジャンル的表現手法で、記事、広告ともに読者へのアピールを強化する動きが強まった。
關鍵字 『台湾日日新報』;広告;記事;昭和前期;マルチジャンル;"Taiwan Nichinichi Shinpo";advertisement;article the first half of Showa;multi-genre
語言 jp
ISSN 2075-356X
期刊性質 國內
收錄於
產學合作
通訊作者
審稿制度
國別 TWN
公開徵稿
出版型式 ,紙本
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